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清/ステーキハウス運営、破産で負債74億円

2012年02月21日 / 経営

帝国データバンクによると、清は1月30日、東京地裁へ自己破産を申請し、2月8日に破産手続き開始決定を受けた。

負債は債権者数約4人に対し約74億円、うち金融債務73億円という。

同社、1950年創業、66年12月に法人改組し、黒毛和牛を用いたステーキハウスを運営していた。六本木などの好立地に店舗を擁し、法人顧客や芸能人などを主要な顧客層とした高級店を展開。

韓国、台湾など海外にも出店し、業績のピークとなる80年代後半には年商27~28億円に達していた。

しかし、バブル期の不動産投資の失敗やその後の法人顧客の大幅な減少などで、業績は悪化。90年代後半以降は店舗の閉鎖、撤退が相次ぎ、債務超過に転落していた。

2001年には事業を他社へ譲渡。この間にも所有不動産の売却を進め、2002年2月には商号をニューハマヤから現商号へ変更、清算手続きに入り、休眠状態となっていた。

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