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ビックカメラ/141億円でコジマを子会社化

2012年05月11日 / 経営

ビックカメラは5月11日、コジマと資本業務提携をすると発表した。

コジマの実施する第三者割当増資を、141億1800万円で引き受け、発行済み株式の50.06%を取得して子会社化する。

資本業務提携により、グループは、売上高で1兆円規模、業界2位のグループとなり、特に首都圏における市場シェアが20%を超える水準となることが見込まれる。

コジマが抜本的な店舗のスクラップ・アンド・ビルドを行うことを前提に、コジマの成長をビックカメラがバックアップするとともに、グループとして、都市から近郊までの広範囲なマーケットをカバーすることにより、スケールメリットの飛躍的な拡大と併せ、顧客満足の向上と企業価値の向上を目指すという。

両社の店舗ブランドの独自性を維持しつつ、商品仕入面での連携、店舗開発、店舗運営ノウハウ、店舗マネジメント、販売促進の連携、什器・間接資材の共同購入、人材交流を実施する。

ビックカメラからコジマに対する役員派遣について合意しており、コジマは6月28日開催予定の定時株主総会において、ビックカメラが指名する者1名を取締役候補者に含む取締役選任議案を提出する予定だ。

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