ビックカメラ／買い控え対策で経常利益25％減に

2009年10月05日／決算

ビックカメラは10月5日、2月26日に発表した2009年8月期決算の業績予測を修正した。修正後の予測値は売上高5890億円（当初予測より1.2％増）、営業利益88億円（24.8％減）、経常利益93億円（25.0％減）で利益面で下方修正となった。当期利益の50億円は変更されていない。

修正の理由は、売上高は販売促進努力の成果に加え、エコポイント制度の開始でその対象商品が伸長したことで予想を上回る見込み。営業利益、経常利益は、経費削減の取組みで一定の成果が出たものの、エコポイント制度の実施についての公表以降、対象商品の買い控え対策の実施など販促費用が増加したことなどで予想を下回る。