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カルピス/9万5689件の個人情報保管に不備

2012年07月13日 / IT・システム経営

カルピスは7月13日、個人情報の不正な保管と流出の可能性に関するお詫びを発表した。

2009年8月から10月にかけて実施した「’09年秋のHAPPY REFRESHキャンペーン」に応募したお客の個人情報95,689件が、2012年2月3日から7月5日までの約5か月間、インターネット上で検索可能なサーバーに置かれていたことが判明したもの。

7月5日に、「’09年秋のHAPPY REFRESHキャンペーン」に応募したお客の個人情報が、インターネット上で閲覧できるとの連絡を受けて、直ちに調査を開始した。

カルピスが管理すべき個人情報であることを確認し、サーバーから同日22時15分に一切の個人情報を削除し、閲覧できないことを確認した。

個人情報の内容は、氏名、性別、メールアドレス、住所など。同個人情報は、キャンペーン完了後3か月以内に廃棄処分されるべきもので、カルピスは2010年2月1日にキャンペーンの個人情報管理を委託していた外部委託先から、廃棄証明書を受領していた。

しかし、委託先の個人情報取り扱いの担当者が、同データを会社貸与の個人使用パソコンに複製して不正に保有し、2012年2月3日に、インターネットに接続したレンタル・サーバーに移したため、検索可能な状態になった。

これまでの調査で、個人情報を削除した7月5日の直近3か月間の同サーバーへの外部からのアクセス件数は、7月2日から7月5日の4日間の87件で、この間に個人情報が流出した可能性があることが判明した。

個人情報が不正に使用された事実はこれまでに確認されていないという。ココカラファイン/ABCドラッグの事業譲受

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