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住友商事/タイでテレビ通販会社を設立

2012年08月03日 / 海外経営

住友商事は8月3日、タイでテレビ通販会社を設立すると発表した。

現地のCentral Retail Corporation Limited(セントラル)、I.C.C.International Public Company Ltd.(アイ・シー・シー)とタイでテレビ通販会社を設立について検討するもの。

3社の強みを生かすことで、新会社をタイにおけるテレビ通販市場のリーディングカンパニーに成長させ、5年後に50億タイバーツ(約125億円)の売上高を目指す。

テレビ通販番組放映開始時期は、トライアルスタートを2013年初頭に予定する。2013年6月には、本格スタートする計画だ。

住友商事はテレビ通販事業のパイオニアであり業界トップのジュピターショップチャンネル(JSC)を1996年の創業以来運営し、将来の成長に向けて、アジア各国で同事業を展開することを検討していた。

セントラルは、東南アジアにおける最大規模のコングロマリット、セントラルグループの小売部門企業であり、アイ・シー・シーは流通のタイ国内大手サハグループの中核を担う消費財卸企業。両社はともにタイの消費市場について幅広い知識と経験を有しているという。

新会社の概要
会社名と資本金:今後協議を経て決定
設立目的:タイにおけるマルチメディア小売事業の展開
プラットフォーム:テレビ、インターネット(PC・モバイルの双方を含む)
主な取扱商品:宝飾品、化粧品、電化製品、服飾雑貨、食品など高級品
本社所在地:タイ王国バンコク
株主構成:住友商事グループ(JSCを含む)40%、セントラル30%、アイ・シー・シー30%

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