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日本調剤/長生堂製薬と資本提携、ジェネリック医薬品強化

2012年10月26日 / 経営

日本調剤は10月26日、長生堂製薬の過半数の株式を取得し、ジェネリック医薬品事業を中心とした包括的な企業提携を進めると発表した。

ジェネリック医薬品市場における豊富な事業経験と質の高い製造基盤を有する長生堂製薬をグループに迎え、フルライン・ジェネリックメーカーとしての体制整備を従来以上にスピード感を持って進め、ジェネリック医薬品業界における地位を固めるための施策。

日本調剤は、中核戦略の一つとしてジェネリック医薬品の使用促進を掲げ、2005年4月には100%子会社の日本ジェネリックを設立し、医薬研究所の開設、製造工場の取得を進め、2012年3月末時点で販売品目数357品目を揃えている。

民間の市場予測では、ジェネリック医薬品の市場規模は、今後数年間で1兆円を超えるまでに急速に拡大する可能性が示されているという。

長生堂製薬の2011年12月期の売上高は85億3600万円、経常利益12億6000万円、当期利益8億5300万円だった。

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