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サガミチェーン/愛知にカット野菜工場を設立

2012年11月26日 / 商品経営

サガミチェーンは11月21日、愛知県海部郡飛島村の物流センター「飛島工場」1階にカット野菜工場を設立した。

グループの合理化を進める中で、ディー・ディー・エー(100%子会社)の配送部門をサガミの配送部門と1本化し、空きスペースをカット野菜工場として有効活用するもの。設備投資額は4200万円。

カット野菜工場では、清水食品を誘致し、年間約800トンのカット野菜を製造する計画だ。カット野菜製造の過程で出る生ゴミは、同社の処理施設を利用する。

サガミグループでは年間223トンのねぎ、322トンの大根、138トンのキャベツなどの野菜を使用している。

野菜の集中仕入で産地との契約や市場流通での効率化を図ることにより、経費削減が期待できる。カット野菜を使用することで、各店舗での仕込みにかかる労働時間が、年間55,000時間程度削減できる見込みという。

「店舗へは小ロットの納入が可能となり、店舗内での在庫管理が簡素化できる。在庫量の減少につながることにより、より鮮度の高い食材をお客に提供する」(同社)。

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