DNP／ネットスーパー注文、食品専用音声認識検索システムを開発

大日本印刷とアドバンスト・メディアは12月14日、ネットスーパーの利用拡大に合わせて、スマートフォンで食品などをより簡単に注文することができる食品専用音声認識システムを開発したと発表した。

＜スマートフォンでの利用イメージ＞

高性能な音声認識技術を活用して、音声入力によって簡単に検索・注文できる食品専用の音声認識検索システムで、約6万語の食品に関連する単語を搭載している。

システム導入企業の独自の商品名や食品の産地などの単語を登録（音声辞書化）することで音声認識の判別精度を高め、迅速かつ簡単な注文を可能にした。

DNPは、ネットスーパー向けに専用の食品注文アプリとして提供し、生活者はこのアプリをインストールして利用する。アプリを起動後、音声で希望の商品名を告げ、表示された商品をタッチして注文することができる。

ネットスーパーや食品宅配事業を展開する企業が取り扱う独自商品の名称や産地などの固有名詞を、個別に音声辞書への登録ができ、商品情報と関連づけることで音声検索時の認識精度を向上させるカスタマイズも可能。

今後、ネットスーパーや食品宅配事業者などと共同で、アドバンスト・メディアの音声認識技術を活用したシステムの実用化に向けた実証実験を実施し、2013年度のサービス開始を目指す。

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