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西友/米国産直輸入牛肉を25%値下げへ

2013年01月30日 / 商品経営

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西友は1月31日、輸入牛肉月齢規制が2月1日より緩和されるため、米国産牛肉ばらカルビ焼肉用味付を100グラム127円を97円で先行してEDLPによる値下げで販売する。

今後も、輸入牛肉月齢規制緩和により商品の選択肢が増え、肉質の安定も見込めることから、より一層の価格強化が可能となり、米国産輸入牛肉全体で現在の価格から約25%引き下げる計画。

カルビ焼肉用味付は、2012年の同期比約1.5倍にあたる800トンを、さらに米国産輸入牛肉全体では、2012年に比べて2倍の売上増を目指す。

円安によるコスト高が見込まれるが、同社では、ウォルマート調達網を最大限活用した直輸入モデルによるコスト吸収が可能な上、米国ウォルマートの圧倒的なバイイングパワーを最大活用、規制緩和を追い風とし、今後も米国産輸入牛肉の拡販を進めるとしている。

生鮮食品直輸入モデルは、生鮮食品の輸入において、取引先からの購入、輸出、輸入、加工、物流の全ての工程において、米国ウォルマート、西友で一括管理が可能となるモデル。

<西友の輸入モデル>

従来は、外部商社を介して輸入していたところを、ウォルマートグループ内のリソースで、輸出入含め、全ての工程を管理することで中間流通コストを大幅に削減するとともに、米国ウォルマートを通じて、取引先とダイレクトに価格交渉を行うことで、よりスピーディーな仕入れが可能となるとい

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