流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





JR東日本/日立へのSuicaに関するデータ提供を説明

2013年07月25日 / 経営

  • 関連キーワード
  • jreast

JR東日本は7月25日、Suicaに関するデータの社外への提供について発表した。

Suicaに関するデータに基づき、日立製作所が駅のマーケティング資料を作成・販売することに対して、プライバシーに対する課題があるとの意見を受けたもの。

日立製作所に提供しているSuicaに関するデータは、Suicaでの乗降駅、利用日時、鉄道利用額、生年月、性別、SuicaID番号を他の形式に変換した識別番号からなる、Suica利用に関するデータ。

日立製作所には、統計分析に必要な最低限のSuicaに関するデータを切り出して提供している。これらには氏名や連絡先は含まれておらず、個人を特定することはできないという。

今後、Suicaに関するデータについて、要望のあるお客は、社外への提供分から除外できるようにし、7月26日から受付を開始する。9月25日までに要望があった場合は、既に提供された過去のデータについても除外したものに差し替えるという。

同社は、「Suicaに関するデータの提供にあたっては、法令の趣旨にのっとり、プライバシーに配慮して厳正に取り扱っているが、こうした取り扱いについて事前にお知らせしていなかったことから、様々なお問い合わせやご意見、特にご説明が不十分だったというお叱りを頂戴し、お客さまには大変なご心配をおかけいたしました。極めて重く受け止めており、今後は十分に配慮して対応してまいります」とコメントしている。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧