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ユニクロ/ヒートテック、「もう一つの肌」を目指した

2013年09月25日 / 商品経営

ユニクロは9月25日、2013年秋・冬シーズンの機能性肌着「ヒートテック」は、今期の販売目標は非公開としたものの、昨年の販売目標数量1億3000万枚を超える販売数量を計画する。

<ユニクロ銀座店のヒートテックのヴィジュアル>

ヒートテックは2003年に誕生し、今年で11年目。今期はこれまで寄せれられたお客の意見・要望を取り入れ、新しい機能やデザインバリエーションを加え、約250アイテムを販売する。ユニクロの中嶋修一取締役商品本部長によると「昨年ヒートテックやウルトラライトダウンに寄せられたお客さまの声は、世界で約8万件で年々、商品に対する期待が高まっている」という。

<ヒートテック紹介コーナー、ユニクロ銀座店12階>

2013年は、「もう一つの肌」を目指した。ウィメンズでは、さらなる肌触りを追求し、保湿成分「椿オイル」を配合した。「椿オイルは、古くから日本女性に天然のスキンケアオイルとして愛用され、化粧品などにも使用されている。肌触りにこだわる女性のために、よりしっとり、よりやわらかな生地になった」(同社)。

<椿オイルの配合の紹介>

ヒートテックセーターや、ウィメンズのヒートテックレギンスパンツ、ヒートテックコーデュロイパンツなどを初めて導入。昨年からの継続となるヒートテックフリースやジーンズなどに加え、インナーの枠を超えたアイテムを拡充し、全約250アイテムのヒートテックを展開する。

<ヒートテック売場、ユニクロ銀座店>

ウィメンズでは、Celia Birtwell、SOU・SOU、Orla Kiely、EK JAM FACTORY BY ELEY KISHIMOTOとのコラボレーションアイテムを、9月から順次発売。ヒートテックのためだけに書き下ろされたオリジナルテキスタイルも新登場する。

シンプルになりがちな冬のスタイルのかわいいアクセントを提案。キッズでは、女の子に人気のGreenGate、サンリオとのコラボアイテムを、男の子向けにはポケモンなど、冬が楽しくなるコラボレーション柄の商品を投入する予定だ。

<ヒートテックの歴史を紹介、ユニクロ銀座店12階>

そのほか、約1.5倍あたたかいヒートテックとして「ヒートテックエクストラウォーム」を販売する。「非常に寒いシーンでも使えるヒートテックが欲しい」という声に対応したもの。

同社によると、「ヒートテックの生地の編み方を変えて、厚みを持たせるとともに、肌面を起毛させることで、空気を含む層ができ、従来のヒートテックインナーの約1.5倍の暖かさを実現した。冬のスポーツ観戦や釣りなど、非常に寒い場所で過ごすアイテムとしてお勧め」という。

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