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ユニクロ/目標7000万枚「ヒートテック」のマーケティング戦略発表 ●動画

2010年10月22日 / 商品

ユニクロは10月22日、東京都内で会見を開き2010年度のヒートテックのマーケティング戦略について発表した。

<説明する柳井正社長>

柳井正社長は「ヒートテックは累計で1億枚以上を売り上げ、今シーズンの販売目標は7000万枚となっている。ヒートテックは当社だけでも1000億円以上の新しい市場を生み出した商品だ。新しい取り組みとしてJRの駅構内にPOP UP STOREを開店するので、是非、成功させたい」と述べた。

今シーズンは、メンズ27アイテム、ウィメンズ77アイテム、キッズ21アイテムの全125アイテムを展開。価格はメンズ、ウィメンズが990円と1500円、キッズが500円と790円となっている。

グローバルマーケティングキャンペーンとして、海外の有名女優や男優を起用したTVCMを投入、新聞広告に加えヒートテックのホームページを設置してウェブマーケティングも展開する。

販売チャネルの新規開拓として、JR品川駅、新宿駅の駅構内に「ヒートテック専用ショップ」を期間限定で開店し、各駅10万枚、合計20万枚をPOP UP STOREで販売する計画だ。

大苫直樹上席執行役員によると「昨年は5000万枚を販売したが、店舗によっては11月末で品切れが発生した。12月から2月までの需要期を考えれば7000万枚の目標は十分に達成できる」と語った。

「海外ではユニクロよりもヒートテックの認知度が高い地域もあり、販売枚数のうち10~15%程度を海外で販売する見込みだ」(同氏)という。

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