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イオン/弁当・おにぎり、国産米表示に中国産混入

2013年09月30日 / 商品店舗経営

イオンは9月25日、グループ店舗で販売した弁当、おにぎり類の一部商品(トップバリュ含む)に、原材料を「国産米」と表示しているにもかかわらず、精米に中国産米が混入していたと公表した。

中国産米が使用されていた精米は、卸業者である三瀧商事が精米し、製造元であるフジパングループの日本デリカフレッシュと日本フーズデリカに納入していたもの。

イオンの調査によると、商品には100%国産米の納入を指定していたにもかかわらず、三瀧商事が中国産米を混入させていたことが判明した。

販売期間は、2012年12月2日から2013年9月4日までで、日本デリカフレッシュの名古屋工場・大阪工場と、日本フーズデリカの名古屋東工場・関西工場で製造した弁当112品目、おにぎり類35品目。

対象店舗は、新潟(MV糸魚川店のみ)、富山、石川、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知2府21県下の「イオン」、「ダイエー」、「マックスバリュ」、「KOHYO」、「ザ・ビッグ」等674店舗。

なお、使用された中国産米は、農林水産省が認めた検査で安全性項目を満たし、主食用として輸入されたもの。

製造元2社はすでに同社精米の取り扱いを中止しており、製造元2社と協議のうえ、三瀧商事に対する法的措置も視野に入れて対応を進めている。

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