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イオン／使用米のDNA鑑定を実施

2013年10月04日 ／ 商品店舗経営

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イオンは10月4日、精米工場の選択基準の厳格化、使用米のDNA鑑定、精米工場への立入調査など管理強化を行うと発表した。

弁当、おにぎり類の製造会社、日本デリカフレッシュ（以下：NDF）と日本フーズデリカ（以下：NFD）が仕入れていた国産米に、中国産・米国産などの偽装混入が行われていた対策。

再発防止に向け、NDF、NFDの2社は不正偽装していた三瀧商事との取引を中止し、新たな卸業者より購入した国産米で商品を製造しているが、卸業者からの精米については、産地証明書の提出に加えて、DNA鑑定を行っている。

同社では、産地証明書の提出、使用米に関する誓約書の提出を求め、製造工場への定期・不定期の立入調査を行ってきたが、さらに精米工場の選択基準の厳格化、使用米の定期的なDNA鑑定の実施、精米工場への定期的な立入調査実施により、精米から商品製造までの過程全体の管理強化を行うとしている。

農林水産省が同日に公表した不正偽装の内容は、三瀧商事が2010年10月から2013年9月までに約4,386トンの偽装米を出荷し、その内訳は外国産米（中国産および米国産）が791トン、国産うるち玄米・精米が3595トンで、うち845トンが国産加工用米となっていた。

この間に、NDFとNFDの2社には3112トンが納められ、主にグループ会社向けの商品製造に使われたが、同社では「外国産米の混入量は不明で、加工用米が混入している可能性も否定出来ない」としている。

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