流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





青山商事/来春、商業施設向け新業態を出店

2013年11月14日 / 店舗経営

青山商事は来春、首都圏に30歳代の男女をメインターゲットとした、商業施設向け新業態「NEXT BLUE」(ネクストブルー)をオープンする。

<ネクストブルー>

「洋服の青山」「ザ・スーツカンパニー」に次ぐスーツ事業第三の柱として開発した業態。これまでは、「洋服の青山」業態で郊外や都心の駅前を主な出店地とし、「ザ・スーツカンパニー」業態では都心や地方都市の一等立地で展開していた。

新業態「NEXT BLUE」は、従来の2業態がこれまで出店せずに空白エリアとなっている、比較的人口が多い郊外駅前のSCやファッションビルなどの商業施設を中心に出店する。

売場面積は40~60坪程度で展開し、効率的な商品構成でメンズ&レディスのビジネスアイテムを中心に取り揃え、レディス商品については構成比40%を計画する。

来春に予定している第1号店の出店を皮切りに、5年で100店、年間売上150億円を当面の目標とする。

メンズの主なアイテム中心価格帯は、スーツ/フォーマル19,900~39,900円、シャツ2,990~4,990円、ネクタイ2,990~3,990円、ジャケット16,900~19,900円、パンツ7,900~8,900円、シューズ9,900~16,900円、コート19,900~23,900円、ビジカジ2,990~6,990円。

レディスの主なアイテム中心価格帯は、ジャケット12,900~19,900円、パンツ/スカート6,900~9,900円、フォーマル/ワンピース9,900円~、コート/アウター16,900~23,900円、ニット/カット3,990~6,990円、ブラウス2,990~5,990円、シューズ4,990円~など。

コンセプトは「進化するオフィスウェア」で、大きく変化するワークスタイルと多様化するライフスタイルの中で、メンテナンスフリーを好むビジネスパーソンが求める商品を中心に企画し、トレンドは押さえながらも、原則として取扱い全アイテムに「機能性」を付加するという。

20歳代をターゲットにした「ザ・スーツカンパニー」で培ったトレンド性を維持しながらも、30歳代を主要顧客とした「NEXT BLUE」では、SLIMライン(細身)とFITライン(標準)を設定して着用感にも配慮し、SCに来訪される幅広い客層に対応する。

レディスにおいては、著名デザイナーを含むMDチームとの契約を行い、セットアップスーツは、エレガンスで定評のあるデザイナー林秀三氏が主宰する「SHUZO HAYASHI DESIGN STUDIO」が監修する。

メンズスーツ世界一の青山商事の素材調達力と最先端の機能性や縫製技術を背景に、女性服を知り尽くした企画チームが商品化することで、今までにない、女性のための「本格的なオフィスウェア」を提案する。

SCにおける女性比率の高さを想定し、レディスの売場構成比40%程度を目標として女性の入店し易さを重視するとともに、雑貨類の品そろえを強化して新規顧客の開拓を目指す。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧