かっぱ寿司、元気寿司／一部仕入機能を神明に集約

2014年01月09日／経営

神明、カッパ・クリエイトホールディングス、元気寿司は1月9日、神明のグループ商品部に仕入機能を集約すると発表した。

カッパCHDと元気寿司経営統合を視野に入れて協議を進めているが、第一段階として、国内における回転寿司事業の商品構成の方向性を統一するため、神明のグループ商品部に仕入機能を集約する。

現在、神明とは、米を中心とした食材の仕入れを行っているが、東京中央区日本橋にある神明に商談、受発注などの拠点を移すことにより、より効率的で迅速な食材などの選定や調達が可能になる。

対象品目は、寿司ネタと言われるものから、包装資材、その他消耗品まで多岐にわたる。今後、各社のノウハウを出し合いながらメニュー提案・商品開発も予定する。

今回の商品仕入機能の集約により、食材などの調達力を向上させ、グループシナジーの創出を図る計画だ。

組織案として、神明グループ商品部（東京都中央区日本橋）に、元気寿司とカッパCHDの子会社から購買担当者数名を出向させ、業務移管する。

元気寿司は、市場品の仕入機能など、カッパCHDとその子会社は、ベンダー事業の仕入機能が残る予定だ。

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