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小僧寿し/ロンドンの寿し業者を子会社化

2014年04月18日 / 店舗海外経営

小僧寿しは4月18日、英国ロンドン市所在の寿し事業者のMAITRADING社とSUSHI LICIOUS社の発行済み株式の全部を取得し、両社を子会社化する協議を開始したと発表した。

MAITRADINGは、英国ロンドン市の高級デパートであるハロッズ内のフードホールと、高級住宅街であるメイフェアに、持ち帰り寿し店を各1店展開する。

英国王室御用達デパートでもあるハロッズへの出店カウンターは、ハロッズから、Best Concession(最優秀賞)として表彰され、1月には年間最優秀賞も受賞するなど高い評価を受けている。

高級住宅街かつ近年は金融を中心とした商業地区としても発展しているメイフェアでの路面店は、近隣のハイエンド層の居住者やビジネスマン、大使館員などから人気を得ているという。

店舗の商品供給を専門に行う食品工場は、ハロッズへ商品供給する際に求められる非常に厳しい衛生管理基準を満たしており、寿し・さしみ・日本食などの食品を扱いながら高いレベルの認証を受けている工場は稀であるため、将来的には現地の大手食品関係会社への素材供給も見込まれている。

同じく株式取得の基本合意を締結したSUSHI LICIOUSは、上記の店舗の商品供給を専門に行う食品工場の資産管理会社。

業績に与える影響は精査中だが、MAITRADINGの2013年4月期の売上高が46万9335ポンド(2014年4月17日レート換算で8057万9187円)に留まるという。

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