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JR川崎駅東口地下街/アゼリア、2015年に大規模リニューアル

2014年06月20日 / トピックス店舗経営

JR川崎駅東口地下街「Azalea(アゼリア)」を運営する川崎アゼリアは6月19日、アゼリアのリニューアル計画・基本構想を発表した。

写真1<リニューアルイメージ>
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1986年の開業以来初の全面リニューアルで、3期に分けて、全施設をリニューアルする取り組み。整備対象面積は2万7152㎡、うち店舗面積は1万789.127㎡。

写真2<改装スケジュール>
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2015年2月~2015年7月に第1期として、施設中央の広場と食物販ゾーンを改装、2015年5月~秋に第2期として、飲食ゾーンを改装、2015年11月~2016年春に第3期として、ファッション&便利ゾーンを改装する。

アゼリアは1986年に、当時、日本で2番目の規模を誇る商業施設として開業。売上高は1991年の240億円をピークに減少傾向が続き、2012年は1991年対比で約42%減の140億円となった。

2006年には川崎駅西口に駅直結の大型商業施設「ラゾーナ川崎」がオープンしたほか、横浜や東京都心部の商業施設の新規開業やリニューアルが続いた。

同社では、開業から四半世紀が経過し、変わらぬアゼリアと、進化する川崎の商業・客層との間に大きなギャップが生じていると判断し、前面リニューアルを決定したという。

リニューアルの施設コンセプトはライフシェアモールで、メインターゲットを川崎駅周辺を利用する30~40代の女性層、サブターゲットを東口オフィス街に勤めるビジネスマン、アゼリアを通る不特定多数の通行客とした。

<ゾーニングイメージ>
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改装では、食物販、製造型スイーツブティック、総菜・生鮮などで構成する「食物販&フードコート」、飲食ゾーンの「グルメウォーク」、メンズゾーンの「通勤メンズストリート」、「ライフスタイル雑貨」、「ファッションパーツ」、「大人カジュアルファッション&趣味雑貨」「利便MD」といった新規のゾーニングを計画する。

現在の店舗数は150店だが、改装後の店舗数は未定という。

施設概要
所在地:川崎市川崎区駅前本町26-2
施設面積:2万7152㎡
店舗数:150店
営業時間:物販10時~21時、飲食11時~22時30分

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