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スターバックス/東日本大震災復興支援のカード発行

2014年08月21日 / 経営

スターバックスコーヒージャパンは9月10日、東日本大震災の復興支援を目的に特別なスターバックスカード「スターバックスカードハミングバード」を期間限定で発行する。

<スターバックスカードハミングバード>
20140821starbucks

2011年3月に発生した東日本大震災の復興支援を目的として2012年から「スターバックスカードハミングバード」プログラムを実施し、今年で3年目を迎える。

プログラムに賛同したお客からカード発行時に預かる寄附金と、このカードを使用した売上の一部を合わせて震災遺児の高等教育進学を支援する公益財団法人「みちのく未来基金」に寄附する、顧客参加型のプログラム。

「みちのく未来基金」は、すべての震災遺児が成人するまでの20年以上わたって活動を行い、将来の被災地復興の礎となる若い世代の進学を継続的に支援する目的で運営されており、昨年度は新たに108人の震災遺児の進学を支援した。

「スターバックスカードハミングバード」のデザインは、南米アンデスに伝わる民話「ハチドリ(ハミングバード)のひとしずく」をモチーフにカードのデザインを展開する。

3年目になり、より一層広がった沢山の想い(ハート)をしずくに例え、小さなハチドリがこれを東北に届けようと力強く羽ばたく姿を描いた。2012年、2013年に発行したカードの使用も寄附対象になるのもこのプログラムの特長という。

スターバックスのMission(理念)に「One person,one cup and one neighborhood at a time.(ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから)」がある。

復興支援プログラムも、この理念の下「みちのく未来基金」の活動に賛同し、お客とスターバックスが一緒に支援する活動として2012年からスタートした。

昨年は、新たに9万7793枚の「スターバックスカードハミングバード」を発行し、1955万8600円の寄附を実現したという。

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