流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イケア/2015年はベットルームとバスルームにフォーカス

2014年08月28日 / トピックス商品店舗経営

  • 関連キーワード
  • ikea

イケア・ジャパンは8月28日、豊洲のイベント会場で、2015年度のビジネス施策に関する発表会を開催し、2015年度のフォーカスエリア(重点強化部門)として、ベットルームとバスルームの提案を強化すると発表した。

<プレゼンテーションするリスト社長>
20140828ikea 1

ピーター・リスト社長は「これまで、日本で眠りに関する調査を行っており、日本で眠りの提案をすることは有効だと判断した。1日の終わりと始まりの起点であるベットルームを快適にすることで、より快適な1日を過ごす提案をしたい」という。

<ベットルーム提案>
20140828ikea 2

また、家の中では小さなスペースであるものの、子どもから大人まですべての家族が使うバスルームや洗面台に着目した。小さいながらも、毎日使う、バスルームや洗面台を快適にすることで、家庭に楽しさを提案する。

<バスルーム提案>
20140828ikea 3

当日は、竹川倫恵子インテリアデザイナーマネージャーが、実際に再現したベットルームとバスルームを紹介した。

<竹川マネージャー>
20140828ikea 4

同社では、実際の部屋を再現したルームという小部屋を店舗に複数展開する。竹川さんによると、「ルームを構成する際の基本は、その部屋でどんな人が生活するかを設定することから始まる」という。

<会場の全景>
20140828ikea 5

小さな子どものいる4人家族のベットルーム、37歳の花屋さんを営む独身女性のベットルーム、子どもが独立した後の55歳の夫婦のベットルーム、25歳の新婚のベットルーム、28歳の子どもが生まれたばかりの夫婦のベットルームを再現した。

<実査に調査した日本の家庭の写真も紹介>
20140828ikea 6

竹川さんは、「実際に部屋を使う人のライフスタイルや家族構成を想定することで、単に見た目に美しいだけでなく、必要とされる機能も明確になり、機能と美しさを両立した提案が可能になる」と語る。

<親子4人家族の部屋>
20140828ikea 7

2歳の男の子と6歳の男の子がいる4人家族の部屋では、親子4人がゆったりと眠れる部屋を再現。子どもがいることから、収納もベットに備え付けた。

<37歳独身女性の部屋>
20140828ikea 8

37歳の女性の部屋は、実家に戻り自分の部屋を再び持ったという設定で、ベットの下に収納を設け、机も設置し、ベットルームと書斎を両立した作りとした。

<55歳の夫婦の部屋>
20140828ikea 9

子育ての終わった55歳の夫婦の部屋では、年を取ると布団の上げ下げがつらくなることに着目し、ベットを提案した。

<25歳子持ちの夫婦の部屋>
20140828ikea 10

子どもが生まれたばかりの夫婦の部屋は、押入れもある和室を想定。寝室でありながら、収納をたっぷりと設けることで、子育てに最適な空間を提案する。

<洗面台の収納提案>
20140828ikea 11

洗面台では、狭い空間を有効に活用する収納面を強化し、バスタオルや下着などを収納できる提案をした。

<商品戦略を語るリスト社長>
20140828ikea 12

今回、発表したルームは、全国8店舗のショールームに再現される予定だ。8月29日に発行する「IKEAカタログ2015」では、「今日をステキに始める場所」をテーマにベットルームとバスルームの提案を強化。

そのほか、別冊で、ベットルームハンドブックとバスルームハンドブックを発行した。

<25歳、新婚の部屋>
20140828ikea 13

<洗濯機のある洗面所の提案>
20140828ikea 14

<収納を備えたベット>
20140828ikea 15

<押入れ収納の提案>
20140828ikea 16

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧