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TSI/子会社再編、不採算ブランド廃止で10億円の利益改善

2014年11月14日 / 経営

TSIホールディングスは11月14日、グループ再編を実施し、不採算ブランドを廃止すると発表した。

事業運営の最適化を図るため、FREE’S INTERNATIONAL(FRI)が運営するフリーズマート事業を、主にファッションビルやショッピングセンターをマーケットとした製造小売事業を営むサンエー・ビーディー(BD)へ吸収分割により移管する。

フリーズマート事業は2009年9月からファッションビルやショッピングセンターを主販路とするセレクトショップ事業で、現在31店を展開する。

東京スタイル(TS)が運営するレベッカミンコフ事業は、海外ライセンスブランドを多数扱うサンエー・インターナショナル(SI)へ同じく吸収分割により移管する。

レベッカミンコフ事業は、2012年3月から百貨店やファッションビルを主販路として運営する米国ブランドのライセンス事業で、現在16店を展開する。

FRIで運営するフリーズショップ事業、フィット(FIT)の全事業、TSが運営するナネット レポー、ココフク、ツールフェイス、アリスミューは、収益低迷が続くなか抜本的な採算改善が困難であると判断し、今年度末をもって、各ブランドを廃止する。

これに伴い、業績が回復基調にあるTSを除く子会社2社(FRIとFIT)は解散する。ブランド廃止により、来期は10億円の利益改善を見込む。

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