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クールジャパン機構/シンガポールのジャパンフードタウンに出資

2014年12月08日 / 店舗海外経営

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海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)は12月8日、シンガポールで行うジャパンフードタウン事業へ最大で7億円を出資すると発表した。

<ジャパンフードタウン事業>
ジャパンフードタウン事業

ジャパンフードタウン事業は、日本外食ベンチャー海外展開推進協会(JAOF)と事業のサポーターとなる民間企業とともに、アジア有数の繁華街であるシンガポールのオーチャード地区において、多数の日系中小外食企業の事業展開を支援する事業。

JAOFに加盟する外食ベンチャー企業15~20店が海外の商業施設などに進出する事業。プロジェクトでは、シンガポールの中心地に位置する「シンガポール伊勢丹」オーチャード店4階に「Japan Food Town(仮称)」を構える予定で、2015年10月のオープンを目標とする。

そば、うどん、ラーメン、丼ぶり、焼き鳥、とんかつ、オムレツ、カツレツなどの日本風アレンジ洋食なども含めた広義の大衆日本食の分野で、国内で一定の事業実績を残している中小外食企業を2015
年初頭まで公募し、2015年3月末頃までに出店テナントを決定する予定だ。

クールジャパン機構は、全ての出店テナントが直営店形態で日本食を提供するプロジェクトにより、日本の味とおもてなしを提供するとともに、これまで実力があっても単独では海外進出が難しかった中小外食企業の足がかりとなるプラットフォームを作り、日本の外食産業の海外市場拡大を支援する。

流行発信地であるシンガポールでプロジェクトを展開することで、今後、日本の食文化を世界に広めるためのモデルケースとなることを期待する。

日本の豊かな食文化が世界の人々の生活に馴染み、日本食ファンをいっそう増やすとともに、訪日客を増やすなどの波及効果を見込んでいるという。

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