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イオンは1月27日、ベトナム社会主義共和国でスーパーマーケット(SM)事業を展開しているFIVIMART社、DCITIMART社と資本・業務提携すると発表した。
FIVIMART社は、首都ハノイ市に20店舗を展開するハノイ最大のSM企業で、CITIMART社は、南部最大の都市ホーチミン市を中心に27店舗を展開するベトナム南部最大規模のSM企業となっている。
2015年末のASEAN経済共同体発足に向けて域内連合が進み、さらなる経済成長が見込めるASEAN諸国においても、とりわけベトナムは9000万人を超える人口、高い経済成長率を背景に中間所得層が拡大しており、小売市場は著しい成長を続けている。
ベトナム小売市場において、スピードある成長を遂げるためには、南北2大都市に強い事業基盤を有し、地域毎に大きく異なるニーズを熟知するFIVIMART社とCITIMART社とのパートナーシップは、非常に意義があるとしている。
両社の有する商品・サービスに関するベトナムのお客さまのニーズや商品調達ノウハウを学ぶ一方、両社に対しては、SM事業や「安全・安心」を担保する品質管理、物流、IT、人材育成等に関するノウハウを提供するとともに、イオンのブランド「トップバリュ」の開発などに共同で取り組む。
イオン、FIVIMART社、CITIMART社は、総合金融やCVSなどとも密接に連携して事業展開を進め、ベトナム小売業の近代化に貢献するという。
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