西武池袋本店/1月31日~2月4日の免税売上3.6倍
2015年02月23日 / 経営
西武池袋本店の1月31日~2月4日の免税売上高が、前年比約260%増、件数では約200%増となった。
昨年10月の免税対象品拡大に加え、中国人へのビザ発給要件緩和や円安の影響を追い風に、2014年10月~2015年1月累計の売上高は約150%増、件数では約200%増となった。
訪日客の売れ筋は、質の高いジャパンメイドに集中している。日本製に対する信頼度は高く、「安全安心」「技術力」といったキーワードで、購入を決めるお客が多い。
安心安全では、ブランドの子ども服だけでなく、哺乳瓶などのベビー用品全般が人気。食料品についても、菓子を中心に味のほか、安全性を重視して購入する傾向が見られた。
日本の技術への信頼度も高く、南部鉄瓶など日本古来の伝統技術を感じる商品が好調となった。ストッキングなどの日用品もメイドインジャパンにこだわって購入する人が多い。
化粧品や高級時計は指名買いが多く、売上を伸ばした。230万円の赤珊瑚のネックレスが売れるなど、高額の上質商品を求める人も多いという。