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三井不動産リアルティ／カーシェアリング事業に参入

2015年03月20日 ／ 経営

三井不動産リアルティは3月20日、カーシェアリング事業に参入すると発表した。

三井物産が保有するカーシェアリング・ジャパン（CSJ）の全株式を取得したもの。

三井不動産リアルティは、2008年にCSJと業務提携し自社が展開する「三井のリパーク」駐車場へのカーシェアリングステーションの設置や、「三井のリハウス」の顧客向けに「カレコ・カーシェアリングクラブ」入会特典を提供するなどの協力を進めていた。

2013年には、両社の提携関係をより強固なものとしこれまで以上に両社協力のうえカーシェアリング事業を推進するために、CSJ発行済み株式の約10％を取得した。

その後、「三井のリパーク」駐車場へのカーシェアリングステーションの設置を加速し、首都圏での事業拡大につとめていた。

CSJを自社の100％子会社とすることで、経営資源である各エリアに展開する駐車場網や、リハウス事業をはじめとする一般消費者との接点機能を活用し、カーシェアリング事業の将来に向けた成長戦略をこれまで以上にスピーディーに強力に推進するという。

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