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吉野家HD/レスレストランチェーンの「どん」を完全子会社化

2015年04月10日 / 経営

吉野家ホールディングスは4月10日、子会社でステーキ店などを運営するどんを完全子会社化すると発表した。

収益構造の改善のため、店舗の営業力、商品開発力の強化、外販事業拡大、高収益店舗の店舗開発、牛肉の仕入原価高騰に向けた調達力向上に、機動的な意思決定を可能とする枠組みの構築に完全子会社化が最善としている。

2008年2月にどんの第三者割当増資の引き受けにより、どんの議決権の所有割合の35.14%を取得し、次いで同年8月にどんの普通株式に対する公開買付けを行い、どんの議決権所有割合の51.24%を保有した。

その後、二度のどんの第三者割当増資の引き受けにより、2011年5月時点で、どんの議決権所有割合の58.33%を取得した。2012年1月にどんが実施した株主割当増資の引き受けにより、現在、どんの議決権所有割合の79.71%を保有している。

今回、吉野家HDを完全親会社、どんを完全子会社とする株式交換を行い完全子会社化する。

どんの2015年2月期決算は、売上高237億4400万円、営業利益2億9300万円、経常利益2億5000万円、当期利益1億2000万円だった。

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