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吉野家HD/京樽を完全子会社化

2011年02月25日 / 経営

吉野家ホールディングスは2月25日、京樽を完全子会社化すると発表した。
7月1日、吉野家HDを完全親会社、京樽を完全子会社とする株式交換を実施する予定で、京樽の株式1株に対して、吉野家HDの株式0.5株を割当て交付する。
株式交換に先立ち6月28日付で、京樽の普通株式はJASDAQ市場で上場廃止となる。
吉野家HDは、1999年4月に当時会社更生法を申請し再建中であった京樽の支援に参画、1999年11月には第三者割当増資の引き受けにより京樽の発行済株式総数の50%を取得。2000年9月に株式追加取得により京樽を子会社化した。
同社によると、「京樽の経営戦略について機動的な意志決定を可能とする枠組みの構築が急務であり、京樽を完全子会社化することが不可欠であるとの結論にいたった」という。
京樽の2010年12月期の売上高は256億8100万円、営業利益1億3400万円、経常利益2億1900万円、当期利益5700万円。

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