ワールド／希望退職募集を発表

2015年06月29日／経営

ワールドは6月27日、希望退職者を募集すると公表した。

同日の日本経済新聞の報道を受け、第57期（2014年4月1日～2015年3月31日）有価証券報告書への希望退職制度の記載を報道機関へ告知した。

有価証券報告書によると、2015年5月20日に58期から60期における中期経営計画の一環として、58期上半期末を退職日の目途とする「構造改革に伴う希望退職制度」の募集を行うことを社内発表した。

対象者は、退職日現在で年齢40歳以上60歳未満の自社に在籍する一般従業員、年齢60歳以上の自社を一旦定年退職したのちに入社した再雇用契約従業員という。

募集期間は7月6日～24日で、退職日は9月20日付、退職者には再就職支援などを行う。

同社は5月18日、事業構造改革を発表し、10～15ブランドを廃止するほか、不採算店舗を400～500店閉店すると公表していた。

流通ニュースの取材に対して、広報部は「希望退職者500人を募集という数字が報じられているが、当社が発表した数字ではない。希望退職によるコスト削減効果、特別損失額なども公表していない」とコメントした。

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