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フジオフードシステム／労基法違反の疑いで書類送検

2015年08月28日 ／ 経営

フジオフードシステムは8月28日、労働局から8月27日付で、大阪府内と京都府内の一部店舗に在籍する社員とアルバイト従業員に対する労働基準法違反の疑いで、検察庁に書類送検されたと発表した。

自社の企業規模が大きくなる中で、十分な体制整備が追い付かず、各店舗の勤務実態・人員配置・作業環境・従業員に対する指導・監督の適否に関する認識不足があったこと、日々の職場における状況を把握し、法令の遵守状況をチェックするなどの管理体制が脆弱であったことが根本的な原因という。

現在、すべての店舗の社員と過去に勤務実態のある元社員を対象に、賃金未払いとなっている可能性のある残業時間に関して調査している。

現時点では、調査は完了していないが、7月31日現在で、676人に対して2013年7月～2015年6月までの未払い賃金2億6702万2936円を、一時金として自主的に支払ったという。

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