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フジオフードシステム/営業利益12億9200万円

2010年02月22日 / 決算

フジオフードシステムが2月19日に発表した2009年12月期決算によると、売上高は206億3700万円、営業利益12億9200万円、経常利益11億7200万円、当期利益2億1800万円となった。

2009年12月期はグループ全体で30店舗(直営店23店店舗、フランチャイズ店7店舗)を出店し、期末店舗数は715店舗(直営店272店舗、フランチャイズ店437店舗、海外店6店舗)となった。

業態別の動向は、まいどおおきに食堂事業で既存店の業績改善のため、店舗改装や年間の販促活動計画の策定、メニュー・価格など商品開発面を見直し、店舗内の経費削減に注力して既存店の収益力を高めた。またオープン後年数が経過している店舗は、順次小規模の改装を行った。

フランチャイズ店への支援業務は専任のトレーナーを配属し、店舗への指導業務を強化し,直営事業での成功事例を共有する活動を進めた。海外では上海に3店舗、ハワイに1店舗を展開しており、上海の既存店売上が順調に推移した。2009年12月期はフランチャイズ店5店舗を出店し、期末店舗数は517店舗(直営店125店舗、フランチャイズ店388店舗、海外店4店舗)。直営部門の売上高は86億6000万円だった。

神楽食堂 串家物語事業は、業績が好調な商業施設内への出店に注力し、モゾワンダーシティ店などに直営店4店舗を出店した。期末店舗数は51店舗(直営店33店舗、フランチャイズ店18店舗)となり、直営部門の売上高は37億3400万円だった。

手作り居酒屋かっぽうぎ事業では、千代田区にカンファレンスセンター店を出店。また顧客獲得活動の一環として、セットメニュー「3品3杯セット1800円」の販売をスタートした。期末店舗数は54店舗(直営店26店舗、フランチャイズ店28店舗)となり、直営部門の売上高は14億9000万円となった。

うどんを提供するつるまる事業では、「麺乃庄つるまる饂飩」と「四国うどん鶴丸製麺」で16店舗(直営店15店舗、フランチャイズ店1店舗)を出店した。期末店舗数は37店舗(直営店35店舗、フランチャイズ店2店舗)となり、直営部門の売上高は12億8300万円だった。

タルト専門店のデリス・デュ・パレなどその他ブランド事業では、期末店舗数は56店舗(直営店53店舗、フランチャイズ店1店舗、海外店2店舗)となり、売上高は33億4900万円。

通期は売上高208億円(0.8%増)、営業利益11億8000万円(8.7%減)、経常利益10億6000万円(9.6%減)、当期利益2億2300万円(2.0%増)を見込んでいる。

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