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フジオフードシステム/ベンチャーリンクとの提携を解消

2008年10月27日 / 経営

食堂、居酒屋チェーンなどを展開するフジオフードシステムは10月27日、ベンチャー・リンクとのスーパーバイジング業務提携を解消すると発表した。これにより、2009年1月1日以降はフジオフードシステムが展開する全491店舗へのスーパーバイジング業務を自社で行う。

両社は1999年11月11日に業務提携契約を締結。フジオフードシステムのまいどおおきに食堂、神楽食堂 串家物語など加盟開発業務、店舗運営のスーパーバイジング業務をベンチャーリンクに委託。加盟店から受領する加盟金とロイヤリティの一部をベンチャーリンクに支払っていた。

その後、今年2月14日にスーパーバイジング業務体制を見直した合意書を両社間で締結し、3月1日からまいどおおきに食堂586店舗中365 店舗(2007年12月31 日時点)のスーパーバイジング業務を自社で行ってきたが、同業務の体制をさらに効率化するため、全加盟店のスーパーバイジング業務を自社で行うことを決定。提携を解消するもの。

通期業績への影響では、2009年1月以降ベンチャーリンクへの支払い義務がなくなるため、フランチャイズ事業の売上高は増加する見通し。また、従来支払ってきたフィーの一部を、加盟店の業績改善を進める自社スーパーバイジング業務体制を構築するコストとして利用する。

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