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小僧寿し/不適切な会計処理の可能性で調査委員会設置

2015年10月02日 / 経営

小僧寿しは10月2日、不適切な会計処理が行われた可能性があることが判明し、事実関係の詳細および経緯などの調査を行うため、外部の専門家を含む調査委員会の設置を決めた。

同社では、6月度と7月度の月次処理の過程において、商品仕入高に異常な変動が認められたため、取引業者からの仕入金額について調査を行った。

一部の取引業者との仕入取引において、取引先より小僧寿しに出向していた者が架空取引による不適切な仕入高の計上と支払処理を行っていた可能性があり、その影響が2013年10月から今年5月までの複数年に及んでいることが判明した。

詳細は調査中だが、複数年累計で約8000万円と推定しており、損益に与える影響額は、過年度と当期において既に問題となっている仕入金額が売上原価に計上しているため、新たな損失額の発生はないものと思われるという。

但全容解明にはなお時間を要するものと思われるため、調査委員会による調査結果を踏まえ、影響額等の詳細が判明次第、報告する。

11月16日までに報告書を提出できるよう、調査と報告を完了する予定。

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