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イズミ/スーパー大栄を完全子会社化

2015年11月30日 / 経営

イズミは11月30日、連結子会社のスーパー大栄を簡易株式交換により完全子会社化すると発表した。株式交換比率は、イズミ1対スーパー大栄0.04。

両社は2014年1月に資本業務提携をし、イズミはスーパー大栄へ出資を開始した。2015年2月には、スーパー大栄普通株式に対する公開買い付けを実施し、スーパー大栄を連結子会社化していた。

これまで、スーパー大栄に対し、各店舗の活性化実施による競争力改善、商品仕入・物流などによるスケールメリットの追求、ショッピングカード「ゆめカード」、電子マネー「ゆめか」の導入などを行ってきた。

しかし、一部の業態転換店舗における客数伸び悩みや店舗運営ノウハウの共有化の遅れなどにより、スーパー大栄の業績改善は想定よりも遅れがみられるため、今回の判断に至った。

2016年2月15日付で、スーパー大栄は上場廃止となる見込みだ。

2015年3月期のスーパー大栄の売上高は226億4100万円、営業損失5億5200万円、経常損失5億7400万円、当期損失11億4900万円だった。

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