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プランタン銀座/2016年に仏プランタン社との契約終了、商号を変更

2015年12月15日 / 経営

プランタン銀座は12月15日、仏プランタン社との商号・商標契約を2016年12月末で終了すると発表した。

契約終了に伴い2017年3月に、日本の商業の中心地・銀座にふさわしいファッションスペシャリティストアとして、全面リニューアルをする計画。リニューアル後の商号の名称などは、現在、検討中。

プランタン銀座の店舗面積は約1万5000m2で、2015年2月期の売上高は157億円(前年同期比3%減)だった。現在の筆頭株主は、読売新聞東京本社で株式の70%を保有、三越伊勢丹も30%の株式を保有し、社長を派遣している。

全面リニューアルでは、女性に特化した女性のための百貨店という基本コンセプトは踏襲する。これまで、20代~30代の働く女性に人気のあるカジュアルなデパートして営業していたが、現在の客層も踏まえて、40代以上の女性もメインターゲットとし、より幅広い女性が楽しめる店舗を目指す。

プランタン銀座は1984年4月に、ダイエーが1980年3月に仏プランタン社と締結したロイヤルティ契約をもとに開業し、以来、5年ごとに契約を更新していた。

2011年に契約更新を行ったが、開業当時と比べ、訪日外国人観光客が大幅に増加し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に合わせ、銀座エリアの再開発や再活性化が進むことを考慮し、契約終了を決定した。

店舗名称の変更に伴い、プランタンGINZAカードの名称とサービスを変更する。現在のカードは有効期限後の切り替えまでは、プランタンGINZAカードの名称のまま利用できる。

2016年12月にプランタン銀座としての営業を終えることから、プランタンGINZAカードの新規会員募集は12月15日で終了した。

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