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日本製粉/九州でミスドなどフランチャイジー展開、買収通じ

2013年10月07日 / 経営

日本製粉の100%子会社であるニップンドーナツホールディングスは10月1日、九州地域で外食フランチャイズ事業を展開するウミノ(長崎市)の全株式を取得する株式譲渡契約を締結した。7日に日本製粉が発表した。

株式譲渡は31日に行う予定。

買収後の社名を「ニップンドーナツ九州」とし、日本製粉は孫会社となる同社を2013年3月期第3四半期から連結化する。ニップンドーナツ九州は、ウミノが九州地域で展開する事業を継承する。ウミノの2013年1月期の売上高は11億2900万円。

ウミノは現在、長崎市、佐世保市、大村市、大川市など北九州地域でミスタードーナツ13店舗や、タリーズ2店舗などのフランチャイズ店を展開している。

今回の買収により、ニップンドーナツ九州の親会社となるニップンドーナツホールディングスは、首都圏中心に店舗展開するニップンドーナツ、阪神地区を中心に店舗展開するニップンドーナツ関西
と合わせ、3地域でフランチャイジー展開をする形になる。

また、日本製粉はミスタードーナツに対し、原料供給を行うほか、ともに商品開発や株式の相互保有を行うなど、極めて緊密な関係にあるが、協力関係をいっそう強化する形となる。

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