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アサヒ飲料/ミネラルウォーター事業を強化、キユーピーから子会社取得

2013年10月08日 / 経営

アサヒ飲料はこのほど、ミネラルウォーターの製造・販売を手がける「富士山仙水」の株式と、ミネラルウォーターの製造設備などを同社の親会社であるキユーピーから取得したと発表した。取得金額は約10億円で、11月末に手続きを終える予定。

キユーピーも、同様の発表を10月2日に行っている。

今回の買収により、アサヒ飲料は拡大するミネラルウォーター市場に対応し、水源、製造設備の確保が可能となる。

同社は、富士山仙水が保有する土地と取水量に余裕があることから、今後活用する上での可能性の高さに期待しているとしている。

富士山仙水は、海抜930メートルの国立公園内に位置し、良質で豊富な取水量が特長とされる。

製造ラインを2ライン保有。容器の内製から小型・大型ペットボトルのミネラルウォーターの製造に対応しており、年間の製造数はおよそ450万箱。2012年度の売上高は約17億5000万円。

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