カゴメ／マルトモと提携、「トマトとかつお節」の強み生かして商品開発

2013年10月16日／経営

カゴメは10月16日、かつお節などの製造・販売を手がけるマルトモ（愛媛県伊予市）と業務提携を行うことで合意したと発表した。

互いに天然資源を用いた商品開発を進め、消費者の健康増進を目指した取り組みを行っている点などに共通点を見出したという。双方の経営資源を有効活用し、協業することで、消費者に“新しい価値”を提案するとしている。

両社は、商品開発、物流、調達、生産、品質保証などに関して相互協力を進める。

具体的には、“洋風の旨みだし”となるトマトのグルタミン酸と、“和風の旨みだし”となるかつお節のイノシン酸の、それぞれの特長を生かした商品開発・研究などを進めることを検討している。

双方の生産設備や物流網を活用し合うことで、新たなチャネルの開拓や需要を創造していくと同時に、コストの低減も図る。

今後は、業務提携委員会を設置し、具体的な提携内容や実施日程、条件などをつめていく予定。

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