流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





資生堂/2015~17年度は成長投資を強化、マーケティングに1000億円

2014年12月18日 / 経営

資生堂は12月17日、2015~2020年度の中期戦略を発表し、2020年度に売上高1兆円超、営業利益1000億円超、ROE(自己資本利益率)12%以上の達成を目指すとの方針を示した。

2015~2017年度の3年間は、事業基盤の再構築を図り、その後の2018~2020年度の3年間は、成長加速のための新戦略に取り組むとしている。

これまで以上に踏み込んだ構造改革を進めることで投資原資を捻出し、マーケティング、R&D(研究開発)、人材、新規事業を中心に投資を強化する。

2015年度からの3年間は、構造改革で捻出した原資のすべてを成長投資にあてる方針で、同年度から累計1000億円超の規模でマーケティング投資を増加させる。投資ブランドの選択と集中を進めることで、ブランド価値やロイヤリティを高める計画だ。

R&D分野については、売上高研究開発比率を1.8%から2.5%へ高め、グローバルでの研究員数を約1000名から約1500名へ増員するなど、強化に努める。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧