カルビー／4～12月期も2ケタ増収・増益、利益率は引き続き過去最高

2015年02月02日／経営

カルビーは2月2日、2015年3月期第3四半期（4～12月）連結決算を発表した。

売上高は1646億円（前年同期比10.6％増）、営業利益は193億円（23.6％増）、経常利益は209億円（25.8％増）、純利益は117億円（14.0％増）となった。

国内売上高は8.3％増加。海外売上高は37.0％増となり、現地通貨ベースでは26.6％増加した。

主力のスナック菓子は9.1％増収。ベーカリーやシリアル食品からなる「その他食品」は、「フルグラ」の好調さが続き、21.6％増収。

利益面では、前の四半期に続き、増収とコストリダクション効果により、過去最高の営業利益率を達成。円安に伴い、13.5億円の為替差益を計上したことにより、経常利益も堅調だった。不振が続く、カルビー（杭州）食品有限公司の生産設備に関連し減損損失を計上したものの、純利益も増加した。

通期予想は据え置いた。売上高を2130億円（前期比6.5％増）、営業利益を225億円（14.1％増）、経常利益を225億円（8.3％増）、純利益を133億円（10.0％増）と見込んでいる。

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