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カルビー/4~9月期の利益率が過去最高に

2014年10月30日 / 経営

カルビーは10月30日、2015年3月期第2四半期(4~9月)連結決算を発表した。

売上高は1062億円(前年同期比11.1%増)、営業利益は114億円(29.4%増)、経常利益は122億円(30.7%増)、純利益は70億円(21.1%増)となった。

国内売上高が9.3%増加。海外売上高は31.5%増となり、現地通貨ベースでは24.7%増加した。

スナック菓子は9.7%増収。「堅あげポテト」の好調推移に加え、PB(プライベートブランド)の受託製造が増え、ポテト系スナックが堅調だった。さらに、ポップコーンがけん引し、コーン系スナックも大きく伸長した。海外事業は、北米が好調で、前年の2倍以上の売上を達成。

ベーカリーやシリアル食品からなる「その他食品」は、「フルグラ」の好調さが続き、21.5%増収。

利益面では、増収に加え、コストリダクションを進めたことなどが寄与し、過去最高の営業利益率を達成。さらに、為替差益を5億円計上したことで、経常利益も拡大した。

通期予想は据え置いた。売上高を2130億円(前期比6.5%増)、営業利益を225億円(14.1%増)、経常利益を225億円(8.3%増)、純利益を133億円(10.0%増)と見込んでいる。

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