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資生堂/通期予想を下方修正、4~9月期は減収減益

2012年10月31日 / 経営

資生堂は10月31日、2013年3月期の通期予想を下方修正した。売上高予想を7100億円から7000億円(前期比2.6%増)に、営業利益予想を435億円から400億円(2.2%増)に、経常利益予想を435億円から400億円(1.4%増)に修正した。純利益予想は220億円(51.6%増)で据え置いた。

同日発表された第2四半期決算(4~9月)では、売上高が3336億3100万円(前年同期比0.8%減)、営業利益が83億4200万円(61.2%減)、経常利益が83億5000万円(61.7%減)、純利益は50億2000万円(44.8%減)だった。

同四半期、国内の化粧品市場は前年並みで推移した。海外(海外連結子会社は2012年1月1日~6月30日まで)では、欧州の金融危機による影響を受けたものの、化粧品市場は欧州、米州、アジアでプラス成長となった。中国では景気拡大のペースが鈍化したものの、化粧品市場の成長率は引き続き高水準で推移した。

国内外での積極的なマーケティング費用の投下が、利益を圧迫した。

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