日清製粉/総工費60億円、知多工場新ライン完成
2015年10月01日 / 経営
日清製粉は10月1日、知多工場(愛知県知多市)の新ラインが完成し本格稼働を開始した、と発表した。
新ライン完成により、内陸部に位置する名古屋工場の一部ラインの操業を停止し、生産集約による生産性向上を実現した。中部地区の顧客へこれまで以上に安定的かつ効率的に小麦粉を届ける。
知多工場は、名古屋港の北浜ふ頭に位置しており、大型船が接岸できる専用岸壁と原料サイロを保有し、製粉工場と直結したコンベアにより原料受入を効率化。
高速道路が放射状に広がる交通の利便性を活かし、迅速な製品出荷を実現する。
新ラインには高効率モーターを導入。機械設備をコンパクトに配置し、小麦粉の搬送距離を短縮するなど省エネルギー化を実現し、二酸化炭素排出量の削減にも貢献している。
また、工場入口には車両ナンバー認証システムを、生産エリア出入り口には非接触タグによる入退場管理システムを導入するなど安全・安心への取り組みを強化。
立体自動倉庫には、地震時の揺れを抑えて荷崩れを防ぐ制振機能を備えた。津波対策として、新ライン製造本館の設備は2階以上に配置し、BCP(事業継続計画)を充実させた。
■知多工場新ライン増設の概要
総工費:約60億円
設備増能力:
1日当たり小麦挽砕能力 320トン(増設後の1日当たりの小麦挽砕能力 980トン)
小麦粉サイロ収容力 約2400トン(小麦粉サイロ増設後の総収容力 8600トン)
立体自動倉庫収容力 約2500トン (立体自動倉庫増設後の総収容力 6900トン)
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