流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





日清製粉/臨海部の福岡新工場が稼働、九州地区の生産を集約

2014年05月27日 / 経営

日清製粉は5月27日、福岡市臨海部に約100億円を投じて建設していた新工場が完成し、本格稼働したと発表した。

<福岡工場の外観>
福岡工場の外観

臨海部に完成した新工場は、最新鋭の設備を備える。内陸部に位置し、4月に閉鎖する筑後工場(福岡県筑後市)と、6月に閉鎖する鳥栖工場(佐賀県鳥栖市)から生産を集約し、生産性を向上させる。

同社ではこれまでも、各地区で既存の臨海大型工場にラインを増設することで生産集約を進めてきたが、福岡工場の稼働により、関東地区、関西地区に続き九州地区でも臨海大型工場への生産集約が完了したことになる。

■福岡工場の概要
所在地:福岡県福岡市中央区那の津4-2-1(博多港須崎埠頭)
総工費:約100億円
設備能力:1日当たり小麦挽砕能力 550トン(2ライン)、小麦粉サイロ収容力 5000トン、立体自動倉庫収容力 21万袋(5250トン、1袋=25㎏)

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧