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ららぽーと豊洲/環境省の省エネ照明デザインモデル事業に

2009年10月20日 / トピックス

三井不動産は10月20日、グループが運営している東京・江東区の商業施設「アーバンドック ららぽーと豊洲」において、環境省主催「2009年度 省エネ照明デザインモデル事業」に応募した結果、同施設がモデル事業として選出されたと発表した。

環境省による「2009年度 省エネ照明デザインモデル事業」は、商業施設や店舗などの従来型照明について、施設などの特性に応じて照明器具の配置や光源の使い方を見直すことによって、省エネ効果を達成すると同時に、魅力的な空間創りの両立を実現する「省エネ照明デザイン」の設計を行うのが目的。実際の店舗などに導入する事業であり、同事業によって「省エネ照明」を普及させるのが狙い。

「アーバンドックららぽーと豊洲」は、パナソニック電工と共同で、ユーザーが利用する共用部で、空間演出を考慮した自然光に近い高演色性のLEDを採用。既設の間接照明との効果を活かしながら、全体の明るさを確保する照明計画を提案した。

計画では、従来型の照明器具全3668台のうち771台をLED照明器具に交換する。これにより、照明の消費電力で約19万4000kWh/年(従来比約80%減)、CO2排出量換算で約74トン/年の削減となる見込み。同施設へのLED照明の導入は、ことし12月を予定している。

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