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ネットプライス/輸入品販売「インポートギャザ」開始、初年度10億円

2009年11月30日 / トピックス

ネットプライスは11月24日、世界各国の現地企業と直接取り引きし、日本未入荷・未発売の海外商品を現地と同等の価格で販売する新サービス、「インポートギャザ」を開始した。

国内で培ったインターネット流通のノウハウとグループの海外事業のノウハウを活かし、グループで初めてフランスやイタリアなどの欧州企業から商品を仕入れる。

日本で販売されている欧州からの輸入商品は、仲介業者のマージンや海外配送料などのコストが商品価格に加えられ、現地価格の数倍もの価格で販売されているものが多い。また、個人が海外の商品を輸入するには、言語や為替リスク、国際物流(送料)や通関手続きなどが障壁となっている。

そこでネットプライスではこれらの障壁を解消し、海外からの商品を気軽に購入できる仕組を構築するため、欧州などの日本未入荷・日本未発売の海外商品をネット上で販売するインポートギャザを開始する。

インポートギャザ」の初回は24日から12月8日まで開催。フランス、イタリア、スペインのファッション、アクセサリー、ワインサービスなどを取り扱う。海外メーカーと直接取引し、欧州など世界各国へバイヤーが赴いて商品を厳選して国内取引と同様に卸値で商品を仕入れるため、現地と同等の価格で商品を提供できる。

インポートギャザは、ネットプライスが運営する通販サイト「ネットプライス」と「ちびギャザ」内の新設コーナーとして開始し、一回の開催で2週間の販売期間を設け、一週間毎に約25アイテムを展開し、期間内に計50アイテムを販売する。

今後は欧州だけでなく世界各国で商品を開拓し、商品調達力を強化。既存顧客への新たな提案を行い、新規顧客層の開拓を行い初年度に年間売上高10億円を確保する。

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