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環境省/アレフなどの生ごみ再利用を表彰

2010年02月09日 / トピックス

環境省は2月8日、食品関連事業者などによる、食品循環資源の再生利用などの取組を表彰する2009年度食品リサイクル推進環境大臣賞の受賞者を選定した。

昨年寄せられた22件の応募を、食品リサイクル推進環境大臣賞審査委員会(委員長/牛久保明邦・東京農業大学教授)が審査し決定したもので、最優秀賞にはハンバーグレストラン「びっくりドンキー」を運営するアレフが選定された。

アレフは、びっくりドンキーの約130店舗から排出される生ごみを各店舗に設置した生ごみ処理機で発酵・乾燥処理して堆肥化し、野菜の栽培に利用するリサイクルネットワークを構築した。また自社ビール工場から出るビール粕をメタンガス化し、発電燃料に再利用した。

リサイクルループ部門の優秀賞には王将フードサービスの、食品残渣を各店舗の生ごみ処理機で処理し、ゆうパックで処理業者へ送付し肥料化する取組が選ばれた。このほか奨励賞には、食品残渣の再利用が評価されたエコスなど5社が選ばれた。

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