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日本生協連/7月の食費は0.8%増と10か月ぶりに増加

2010年10月19日 / トピックス

日本生活協同組合連合会は10月19日、全国55生協(1840世帯)の家計簿モニターのデータである7月の生計費調査報告を発表した。調査によると、7月の食費は前年同月比0.8%増と10か月ぶりの増加となった。

収入は全世帯平均で70万229円で0.5%減と2か月連続で減少した。「給与(夫)」「賞与(夫)」とも前年を上回ったが、給与・賞与のある世帯の比率が前年より下がった。「その他の収入」が、22.6%減と前年を下回った。前年は、1000万円を超える「その他の収入」が40代・50代であった。

消費支出は全世帯平均で40万3920円で8.4%減となった。「家賃地代」が 7万763円で31.5%減と大幅に前年を下回った。

「保健医療費」は17.8%減と前年を下回った。昨年同時期は、新型インフルエンザの流行に備えて一定支出があった。「被服費」は10.1%減と、3か月ぶりに前年を下回った。

「教育費」は7.5%減と、高校無償化がはじまってから4か月連続で前年を下回った。「食費」は6万4689円で0.8%増と、10か月ぶりに前年を上回った。「野菜」は(内訳を記入した世帯のみで)5.5%増と、5か月連続で前年を上回った。

非消費支出は全世帯平均で18万1495円で5.0%減となった。「税金」は全世帯平均で8.8%減。「住民税(夫)」は、前年に一括納付で多額の支出をした世帯があったこともあり、前年を下回った。「私的保険」は全世帯平均で8.5%減だった。「生命保険」は9.7%減だった。

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