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H&M/エイズ対策で「Fashion Against AIDS」キャンペーン

2011年02月18日 / トピックス

H&Mは4月26日から、「Fashion Against AIDS」(FAA)キャンペーンを開始する。
<FAAコレクションの一例>20110218h&M.jpg
H&MのFAAキャンペーンは今年で4年目。FAAコレクションによるメッセージと各団体の啓蒙活動を通して、セーフセックスとエイズに対する意識を高めることを目指す取り組み。
十代の若者向けの商品を展開するため、日本では4月26日から、渋谷店・原宿店でFAAコレクションを販売する。
エイズに関するメッセージは性別を問わず若者にとって重要であるため、今回は誰もが自分らしく着こなせるスポーティなユニセックスコレクションとした。コレクション売上の25%が世界各地の若者を対象としたエイズ対策プロジェクトに寄付される。
「寄付金は、Fashion Against AIDSというコンセプトをH&Mに提案したNGOで、若者のエイズに対する意識向上に取り組み、年代や立場の近い人々が互いにサポートし合うピア・エデュケーションやキャンペーン活動の新しい手法を研究しているDesigners Against AIDS(DAA)や、ハイチとロシアの慢性的にエイズに苦しむ地域でのエイズ蔓延を防ぐためのプロジェクトに特化したYouth Aids、MTV Staying Alive FoundationとUNFPA(国連人口基金)の各団体・機関に贈られる。これまでに総額4100万SEK(スウェーデンクローナ)以上を寄付した」(同社)。
アン・ソフィー・ヨハンソンH&Mデザイン責任者によると、「スポーティな雰囲気のユニセックスコレクションを創りたいと考えた。キーアイテムは、自由自在に着こなせる、メッセージ入りTシャツとジッパー付きのスポーティジャケット。HIVとエイズに対する若者の意識を高めることは依然として極めて重要であるため、FAAは必要不可欠なキャンペーンだ」という。

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