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電子書籍/6割弱が「利用したい」

2012年06月27日 / トピックス

楽天リサーチは6月25日、電子書籍に関するインターネット調査を発表した。

調査は、6月4日から5日にかけての2日間、楽天リサーチ登録モニター(約225万人)の中から、20歳から69歳の男女計1,000人を対象に実施した。

認知度について聞いたところ、「よく知っている」は18.9%で、「やや知っている」(50.2%)をあわせ、約7割(69.1%)が電子書籍を認知していることがわかった。

利用経験と今後の利用意向について、「利用したこともあるし、今後も利用したい」と「利用したことはないが、今後利用したい」の合計は55.9%で、6割弱が電子書籍を利用したいと考えていることがわかった。

「利用したい」理由を聞いたところ(複数選択)、「何冊も書籍を持ち運ぶ必要がなく、手軽になるから」がトップで67.6%だった。

一方、非利用意向者にその理由を聞いたところ、6割近く(59.4%)が「紙で読む方が好きだから」と答えたほか、「電子画面で文字を読むのが疲れるから」(45.4%)、「端末が高そうだから」(28.3%)、「読んだ気がしないから」(19.0%)などの答えが多かった。

利用意向がある人に、電子書籍を読む際に使いたい端末を聞いた(複数選択)。トップとなったのは、「スマートフォン」で44.7%だった。次いで「iPadなどのタブレット型多機能携帯端末」(41.1%)、「パソコン」(35.4%)が続き、「電子書籍専用端末」は20.4%で4位となった。

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