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トミー ヒルフィガー/アムステルダム本社にデジタルショールーム

2015年01月27日 / トピックス海外

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トミー ヒルフィガーは、オランダ、アムステルダムにあるグローバル本社に、革新的なデジタルのショールームを立ち上げた。

<デジタルショールーム>
デジタルショールーム

インタラクティブなシステムで、収集した情報と販売ツール、ブランドのコンテンツを、1つのシームレスなタッチスクリーン式インタフェースにまとめた。

デジタルプラットフォームの中核をなすのは、光沢のあるウォルナット製フレームに収まった、50cmX1メートルのインタラクティブなタッチスクリーンとテーブルで、高さ4メートルの壁全面に配置された超高解像度4Kスクリーンに接続している。

クライアントはトミー ヒルフィガーのスポーツウェアやトミーヒルフィガーデニムの各シーズンコレクションの全アイテムをデジタルで閲覧し、すべてのカテゴリーで選んだ自店の注文をスクリーン全体で確認できる。

全身のルックを表示し、細部を拡大してユニークなデザイン機能を表示し、衣服をクリックして色やサイズなど具体的な情報を見ることもできる。

製品の選択や注文の体験は、従来の販売アプローチの上に構築され、デジタル化されたシステムで一新した。

インタラクティブなインタフェースにより、お客それぞれに合わせたスタイルやマーチャンダイジング、納品について踏み込んだ話し合いを行えるようになる。

ブランド情報をプラスすることで、デジタルショールームではお客が、トミー ヒルフィガーブランドのすべてを効率的に体験できるという。

デジタルショールームのコンセプトは、サンプルの生産を減らし、注文書の印刷を不要とし、出荷の環境への影響を最小限に抑えるという、トミー ヒルフィガーが現在実行しているサステナビリティーについての使命にも貢献する。

サプライチェーンや製造から梱包、国外への出荷に至るまで、サンプル作成の環境への影響は大幅に削減できるという。今後、デジタルショールームを、全世界の市場に拡大することも検討するという。

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